この展示のための課題
1「Luxury」
ラグジュアリー、リッチ、リゾート、デラックス。贅沢に類する言葉はラ行が多いが、ラ行についてあらためて考えてみます。
贅沢とはどのような状態のことを言うのか。とか、贅沢はお金がないとできないのか。とか。
「明るいうちにお風呂に入る」「外国語の中に居るといつもより自分らしくなれる」そういうことが贅沢と感じる気持ちがあるとすれば、
キラキラ繊細なJewelryのように絵に描いたような贅沢だけではなく(ラ行)、
他の形態もあるはずなので(not ラ行)、それを探して提案します。
2「pair」
ペアの指輪はおそらく大きなマーケットを持っているけれども、それは少し昔に作られた“幸せの型”に由来していて、
今ではその型の中といえば、空洞となっているように思えます。
型だけは残っているけれど本質的なものはよく分からない状態になっている証拠に、
世の中には心ないデザインのペアの指輪が多すぎます。
人が見ているのは主にそのペアがどんな風に自分と相手を結ぶかではなく、
いくらするか、私に(私たちに)いくらかけてくれるのか?のように見えます。
バカバカしいのにもほどがあるので、おかげでペアの領域は隙だらけ。
男性女性が出会って惚れあってキスをして。
そこにJewelryは必要ない気がするのだけれど、
そういう惚れ惚れした時は永遠に続くことはないために、
旬を過ぎてからの愛や恋のために今よりマシなペアを考えます。
CHIMASKI studio 休暇について
12/30wed – 1/6 wed
上記の期間はお休みいたします(web shop含む)
鞄だけが日本をまわるツアー
CHIMASKI “Bag”
<長野>
1/29〜2/14
ANOTHER LOUNGE
開催されます